メイキング・スチール担当の石出です。

神保町と言えば、日本でも有数な古本屋が軒を連ねる街として知られていますが、岩波ホールや神保町シアターなど、芸術的な映画を上映する映画館もあり、文化的な側面が強い街でもあり、またカレーやラーメンなどB級グルメの街でもあります。

そんな東京のど真ん中で行われる第2回神保町映画祭に「落研冒険支部」が入選しました。
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上映は11月12日に行われ、一回目は観客投票のための上映で、古書会館というイベントスペースでの上映となりました。この映画祭は投票結果により、グランプリと準グランプリが決まるシステムになっており、投票結果11月19日にいきなり授賞式で投票結果の発表。そのあと神保町シアターという映画館で招待作品とグランプリと準グランプリ作品が上映されます。
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偶然にも、この日は山形国際ムービーフェスティバルに入選し、監督と女優2人は山形入りしていたので、僕と脚本担当の市村さんと舞台挨拶。(山形では脚本賞・MX4D賞を受賞したそうです)女子高生の爽やかな作品に野郎二人ですみません。
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さて一週間後の19日。観客投票の結果どうなったかドキドキしながら会場へ。実は、この日も監督は栃木で開催されているおもいがわ映画祭に出席のため(ここでも準グランプリを受賞!)、今回は僕一人で出席。そこへ、主演女優の小園さんが急遽駆けつけてくれて、受賞しちゃったらどうしようと、ひとりドキドキしているところ助かりました。

グランプリ作品のプレゼンターは今年のカンヌ国際映画祭で審査員賞受賞「淵に立つ」の深田晃司監督で、裏方で待機している間にご挨拶。すると、「落研冒険支部」のプロデューサーの松田彰や飯野監督そして、僕が監督した作品にも出演して頂いた女優Mさんと意外な繋がりがあり驚く。陳腐な言葉ですが、業界は狭いもんです。

果たして結果は、惜しくも準グランプリを受賞。グランプリは、ミュージカルとドキュメンタリーを掛け合わせた独創的な作品「ミュージカル/MY☆ROAD MOVIE~チャリンコで自分探しの旅~」が受賞しました。
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上映30分前。このあと上映時には満席に!スクリーンも音響設備も最高でした。

>> 神保町映画祭2日目の様子は、映画祭のブログでもご覧いただけます。こちらから